第3話 どちらを選ぶ?インデックスファンドとETF

「ETF(上場投資信託)」という言葉を聞いたことがありますか?ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、上場株式と同じように証券取引所に上場され、売買可能な投資信託のことです。インデックスファンド同様、市場指数に連動するETFが多く、そのためインデックスファンドはETFと比較されることがあります。

どこが違う?インデックスファンドとETF

まずは、インデックスファンドとETFを比較してみましょう。

指数に連動する投資成果を目指して運用される点、運用管理費用(信託報酬)などのコストが相対的に低く抑えられている点など、インデックスファンドとETFは似た特徴を持っています。その一方で、インデックスファンドが基準価額に基づき1日に1回取引されるのに対し、ETFは取引時間中の市場価格で取引が可能で、上場株式と同様に指値注文や信用取引も可能です。

詳しくは下記の表をご覧ください。

表: インデックスファンドとETFの比較

東京証券取引所「ETF・ETNスクエア」等を参考に野村アセットマネジメント作成

少額で積立投資したい場合は、インデックスファンド

では、インデックスファンドとETFのどちらを活用すればよいのでしょうか。

少額の積立投資を行う場合、証券会社での取引に馴染みがない場合などは、インデックスファンドの方が適しているでしょう。株式と同様に自分の希望する価格で売買を行いたい場合、市場の価格を見ながらリアルタイムで売買したいならETFの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

またETFでは、分配金の再投資はできない点、最低投資金額がインデックスファンドより高く設定されている場合が多い点などにも留意が必要です。

「インデックスファンド」と「ETF」は、指数連動を目指して運用されるなどの共通点もありますが、取引方法やコストなどで異なる点もあります。少額での積立投資にはインデックスファンド、リアルタイム売買にはETFなど、それぞれの特徴を理解した上で活用してみてはいかがでしょうか。