第4話「積立投資では、投資している資産が値下がりしたらどうなりますか?」

相談内容

積立投資でも、投資している資産が値下がりしたら、結局は損してしまいますよね?

お答えします

積立投資なら、投資対象資産の価格が投資開始時の水準に戻らなくても、利益が出る場合があります。

なぜなら、毎月同じ金額を投資する積立投資では、価格が高いときには少ない口数(数量)を、価格が安いときには多くの口数を購入することになり、平均購入単価が平準化されていくためです。

積立投資なら、「安く買って、高く売る」に縛られる必要はありません

日経平均株価を例にとって、見てみましょう。日経平均株価は、1989年12月末に最高値の38,915円87銭をつけました。その後、一度もその価格を上回ることなく、2016年3月末時点では、16,758円67銭となっています。しかし、同期間でも、最高値から毎月1万円ずつ積立投資を行った場合、利益が発生する期間がありました。

投資について、「値下がりが怖い」「タイミングが重要」といったイメージを持たれている方も多くいらっしゃるかと思います。しかし、積立投資を活用すれば、「安く買って、高く売る」に縛られる必要はないようです。

ただし、価格が一方的に上がる時や、値上がりした後に元の価格に戻ってしまう場合など、積立投資の効果が出ない場合もありますので、注意が必要です。

金融商品の価格は、上がることもあれば、下がることもあります。積立投資を上手に活用して、着実な資産づくりを進めていきましょう。

ポイント

  • 積立投資なら、価格が投資開始時の水準に戻らなくても利益が出る場合がある。
  • 「安く買って、高く売る」に縛られる必要はない。
  • 積立投資を上手に活用して、着実な資産づくりを。